こんばんは。
長野県小布施町の果樹農園、りんごのとなり代表の飯田です。
モモの袋掛けも終わり、今はりんごの仕上げ摘果です。毎日暑いし、最近午後に必ずと言っていいほど雨降るし、なかなか大変です。
その仕上げ摘果(余分なりんごを落とす作業)ですが、なっている実のおよそ9割は落とします。残りの1割が世の中に出ていくんわけなんです。いわばエリート達。
そのエリート達も今年の遅霜には勝てなかったようです。
秋映の幼果です。茶色いのわかります?サビと言われるもの。表面ががさがさしてちょうど人間のかさぶたみたい。これはこのまま残って成長していきます。果面に大きく残り売り物になりません。
こんなりんごがかなり多くあります。秋映は特に多いです。樹の8割がこれかな。
中には平気なものもあります。
そんなわけで一旦秋映のご予約販売を中止させていただいております。ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。
このサビですが、果面の傷などを治そうと自然にできたかさぶた。かさぶた作るために多く養分を使っているのでうまい!という話を聞いたことがあります。今年、試してみようと思います。あまり多すぎるサビは実が成長できないかも。サビもたくさんあればそれだけうまい!・・・というわけではなさそうです。
なんにせよ、今年の百年に一回と言われる被害の遅霜には色々と学ばせてもらってます。