トップページ
作っているくだもの達
りんごの木オーナー制度
ブログ
一般的には真っ赤なりんごを作るために、周りの葉を取ります。
すると、葉影(色ムラ)がない綺麗な赤色になります。
葉には光合成という大切な役割があるので、取ってしまうと本来の美味しさにはならないのです。
葉とらずでは葉影ができますが、味は向上します。
蜜入りが良く、歯ごたえも良くなるというメリットがあります。
スーパーなどでは葉影(色ムラ)を嫌います。
真っ赤で綺麗なりんごが欲しいのです。
葉とらずを出荷してもほとんど値はつきません。
枝影でさえ等級が下げられてしまいます。
そのため葉とらずりんごを栽培している農家はほとんどが直販です。
葉とらずりんごは、流通量が少ないためなかなか踏み出せませんでした。
しかし様々な研修や経験を経て、私は『美味しい』を追求した葉とらず栽培を採り入れたいと考えました。
出来るだけ自然な形で本当に美味いりんごを作る!
3年目にお陰様で直販が半数を超えました。
これならばと手応えを感じ、2022年度から葉とらず栽培をスタート致します。
お陰様で当園はご紹介のお客様が多く大変嬉しく思っております。
皆様、味へのこだわりがある方ばかり!ならば葉とらず栽培にするしかないですよね。
葉摘み作業はなくなりますが、玉回し(りんごの向きを変えて光を当てる)の回数を増やし、葉とらずでも葉影が少ないりんごを作るのが目標です。
…だんだん葉とらずりんごに興味が湧いてきたでしょう?
これからの りんごのとなり にどうぞご期待ください!