日: 2021年4月25日

りんご受粉作業

こんにちは。長野県小布施町でりんごと桃を栽培している『りんごのとなり』 代表の飯田です。

前回の投稿で、今年は霜の被害がありそうだとお伝えしましたが、結構深刻な爪痕を残しています。りんごも桃にも・・・・

こんな時にはなおのこと人の力で植物を助けてやらねば!!ということで人工授粉作業を行いました。

最初に桃をやり、そのあとりんごです。作業自体は理論上簡単。花に花粉をつけてやる。簡単そうでしょ?でも以外に大変な作業なんです。

なぜ花粉をつけるか?りんごは自家不和合性と言ってほかの品種の花粉を受精しないとりんごにならないんです。(受精しなかった花は落下します)

桃も『川中島白桃』なんかは不和合性なので受粉させる必要があります。

普段は自然の風に乗った花粉が付着したり、蜂が運んでくれたりします。

が、今年は霜の被害がひどく、花の元気度が通常ではありません。

なのでしっかりと受粉させるために人の力で手伝ってやります。

白いボンボンに花粉をつけて花をひたすら触る。

たまに蜂も手伝ってくれてます。

今年もなんとかいいものがお届けできますように…

 

頑張りますっ!!